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小児科
ひなた赤ちゃんこどもクリニック
宮崎県宮崎市吉村町大田ケ島甲406-2

TEL: 0985-89-3333

【予約制】

お知らせ

咳や鼻水のときの抗生剤について

 発熱・咳・鼻水・喉の痛みなどの症状をきたす「かぜ」症状は、原因はウイルス感染が多く、このときは抗生剤は効きません。咳や鼻水などの症状を和らげながら、安静や水分補給を行うと徐々に回復します。当院では抗生剤を処方する時には、本当に抗生剤が必要か十分に診察し必要な検査を行なっています。咳や鼻水を和らげるお薬を数日使用しても症状が悪化する時、喉や耳の痛みが続く時は再診をおねがいします。

 また、熱があり、元気がない、顔色が悪い、水分が取れず尿が少ないなどの症状が見られたら早めに受診しましょう。

✓抗生剤の使用にあたっては、途中で抗生剤内服をやめてしまったり、他の人に処方された抗生剤を内服したり(きょうだいで使い回したり)すると抗生剤が効かない細菌(耐性菌)ができてしまう可能性があります。

✓お子さんの身を守るために適切な抗生剤使用が重要です。



RSウイルス検査について

 R Sウイルスの検査は細い綿棒を鼻腔に挿入して鼻汁を採取します

  この検査の保険適応

   1歳未満のお子さん、

   パリビズマブ(シナジス R)でR Sウイルス予防が必要なお子さん、

   入院が必要な方

 保険適応以外で検査を希望される時は自費になります。日本の健康保険制度では検査のみ自費はできませんので、当日の診療費用全てが自費になります。

✓R Sウイルスは2歳までにほとんどのお子さんが感染すると言われている風邪の代表的なウイルスです。R Sウイルスに感染したからといって特別な治療をするわけではなく、鼻水や咳を和らげる治療をしながら回復を待つ対症療法になります。一方で、1歳より小さいお子さんやシナジス 投与が必要なお子さんなどでは、悪化する可能性があるので注意が必要です。


舌下免疫療法について

ダニやスギによるアレルギー性鼻炎の治療の一つに舌下免疫療法があります。アレルゲン(アレルギーの原因)を少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、症状を和らげ根本的な体質改善が期待できる治療法です。

抗アレルギー剤や点鼻薬を使用しても鼻炎症状がつらい方はご相談ください。

<注意点>

✓アレルゲンを投与することから、アレルギー反応がおこるおそれがあります。初回は院内で内服し30分くらい様子を見ます。

✓全ての方に有効というわけではありません。

✓毎日服用し、長期にわたる治療継続が必要です。また、服用中は定期的な受診が必要です。

✓スギ花粉に対する舌下免疫療法は、スギ花粉飛散時期には開始できません。

✓5歳以上のお子さんから使用できますが、舌下に薬剤を保持する・自身の不快な症状を表現することができるなどの確認が必要です。

【治療にあたって】

 確定診断のための検査や症状確認など複数回の受診が必要で、院内滞在時間が長くなる日もあります。

 事前に日程を打ち合わせて余裕がある時に受診をお願いします。



尿検査について

記のようなとき、事前に検尿や採尿パックをお願いすることがあります。ご協力をお願いします。

また、他の医療機関で定期的に尿検査をされているときはお知らせください。

・症状が発熱だけのとき・・・主に尿路感染症の可能性を調べます。

・腹痛があるとき・・・主に尿路感染症・膀胱炎などの可能性を調べます。

・嘔吐や下痢が多いとき・・・主に脱水症の程度を調べます。